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「オークション・サザビーズによると、ニューヨーク/2月14日の競売で、エドワード・スタケンの写真「ザ・ポンド_ムーンライト」(池と月光)が292万8千ドル(約3億4260万円)で落札された。メトロ美術館からの出品で、ギャラリーを通じて個人収集家が落札した。作品は1904年のもので、スタイケン初期の絵画的でソフトフォーカス、と言う特徴が見られる。サザビーズの予想価格の3倍以上の値を付けた。サザビーズは『オークション市場で、写真が絵画や彫刻などに並んだ事を証明する出来事だ』としている」と16日付の朝日新聞の記事にありました。

メトロ美術館からの出品という事も当然値段に反映しているでしょうが、私の学生の時には、プリントの最高額が確か400万円ぐらいだったことを考えると、うん十年の間に、写真の価値観がそーとー上昇したもんです。

近頃では、カメラメーカーやフィルムメーカーのアナログ部門からの撤退が話題になり、時勢はすべからくデジタルに進行しています。これからはデジタル出力のプリントが主体になっていくでしょうし、当然デジタル・プリントそのものの価値観も問い直されるでしょう。

デジタル・プリントを作るためには、当然アナログ・プリントを十分作りこなせる業が必要ですし、その技量が無ければデジタル・プリントは作れません。

あとは、ただ、どなたかがそのプリントに景気の良い値段を付けてくだされば、一挙にデジタル・プリントの市民権が上昇して行く事でしょう。

これからが、とてもとても楽しみです。

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